タオルたたみ

こちらも繁忙期のお手伝い案件です。

タオルの需要が1年で一番高まる時期、お年賀タオルの作成です。
巨大なダンボール箱に入ったタオルを1枚1枚畳んで、紙にくるんで袋に入れる作業です。

タオルの品質は主に匁と呼ばれる単位で決まります。
厳密にいうと重さを表しているようですが、一般には厚さと表現した方がしっくりくるかと思います。
数字が多ければ多いほど高品質とされます。
ちなみにですが匁は「もんめ」と読みますが、業界では「め」と呼んでいます。

200匁ぐらいがお年賀では一般に使われる標準的な値で、市販のものもこれぐらいのものが多いかと思います。
260匁ぐらいになるとホテルで使われているような、ふっわふわのかなり高級なものになり、たたむのも一苦労です。
(とはいえ、お年賀でこの品質のものを出すことはあまり一般的ではないので、お年賀の作業としてはありませんでしたが)

日本では大阪の泉州と愛媛の今治が名産地とされていますが、名産とかいうより国産のタオルはこの2か所のものしかほとんど流通していないんじゃないかと思います。
お年賀はわりと国産品が多いイメージですが、通常の粗品として配られるようなものではやはり中国産が圧倒的に多いです。
タオルの品質が妥当かどうかはここでは言及しませんが、中国産で本当に困らせられることがあります。

それは、中国から送られてくるダンボールがとても弱いことです。
もともとの品質なのか、輸送中の劣化なのか知りませんが、手元に届くころにはボロボロです。
そしてさらに困るのが、PPバンドという樹脂製のバンドがかかっているのですが、箱自体かなり大きくて重いのに、持っている時にバンドが切れて大変危険なんです。

日本製品の品質の高さに改めて思い至った出来事でした笑

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